豊里友行写真集『おきなわ』先行予約してもらえると助かります。
写真集『おきなわ』の校了ですが
今回もとても写真集編集で反省を積み重ねています。
私が写真家の旗揚げをした1995年から2025年で30年目ですが、多くの課題を山積みなのです。
私の出版は、いつも私の恥(はじ)を晒(さら)すことかもしれません。
これまでの私は分からないことが、沢山あり過ぎて鳩のように頭を下げて歩くような30年でしたが、それでも”うむいぬ花”を私なりの”うむしるむん”(面白味)として俳句や写真に作品化し続けています。
沢山のいたらない点や失礼をあたたかく見守ってくださっていた先生方々や同志、友人、知人たちに助けられて此処までやっと辿(たど)り着くことができたのです。
それは、私のいたらない出版の恥にやっと気づくたびに次世代に歴史継承の恩送りを返したいと自戒をする。
私の初心の「沖縄のために何か役に立ちたい」という超漠然とした夢の実現の一歩でもありましたね。
もっと良い物を創りたい。
そんな創意工夫の日々ですが、いつの間にやら沖縄へのエールを贈るには、まだまだ私のいたらなさを反省し続けないといけないみたい。
行動を形にするには、あまりにも志(こころざし)の未熟さが先行してしまい、せっかくの誇るべき沖縄を存分に伝えきれていないかもしれません。
私の写真に撮りたい沖縄や俳句に詠いたい沖縄がなかなか囀(さえず)る鳥のように歌えません。
私の表現力を高めるにいたらない作品集かもしれませんが、あきらめることなく日々、精進しています。
そんな私のために周囲のあたたかな心遣い(こころづかい)があったことさえずっと時間を経て気付くほどの呑気者(のんきもの)です。
ですが私のいたらなさは、星の数ほどなのですが、私が誇(ほこ)りに思う沖縄をずっと右往左往しながら写真に収め続けてきました。
その”うむいぬ花”が、いつの日か沖縄の道を照らし出すあの「にぃぬふぁぶし」のように輝ける沖縄の歴史継承のバトンのひとつになることを信じて断固たる決意でこれからもこつこつと俳句と写真の道を精進しています。
やはり沖縄に生きるあるがままを写真に撮りたいし、俳句に詠いたい。
全ての人人のより良く生きれるは、パチンコ玉のように私には、よく分かりませんが私が、俳句や写真によってより良く生きれる。
そこから大切な沖縄の日々を写真のモニュメント(記念碑)にする。
小田和正じゃないけどいつも自己ベストなんです。
まだ印刷、販売促進という大事が残っている。
束の間の休息ですが、3300円+郵送代(場所によって異なりますが、日本国内であれば郵便パック代くらいです)ですが、『東京ベクトル』(出版社沖縄書房設立の2008年の豊里友行デビュー作品集)以降では少し高めですが先行予約的な御購入いただけると助かります。
toyozatotomoyuki@gmail.com
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