2023年10月11日

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写真事務所で、ひと休み。

今日は琉球新報社さんの展示会の取材を受けた。
出版社沖縄書房の写真集だけで17冊を出している。
私自身の言葉に私自身が気付かされる。
けっして地道なコツコツと集積した写真たちは、無駄にはならない。

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豊里友行写真集『沖縄に生きる』(2023年刊、新日本出版社)を読む。

コツコツと写真を撮り続けている。
写真家になって毎日がスペシャルな日。
写真1牧の手応えが、私にとって、どれだけの生きる杖になっただろうか。
たかが1牧にどれだけの人生を費やしてきただろう。
あの惹かれた木漏れ日の影がいつか来るであろう未来の子どもたちの乱反射に驚きを隠せず、投網の魚群のように1枚の写真に収まる。 
そんな写真家の想い描く夢物語は、無駄だろうか。
日本写真芸術専門学校で故・藤井秀樹氏(私の在籍時に副校長、後に校長となったこともある)が写真家の卵たちに向けて「君たちは、シャッターを切りながら涙したことがあるか」と問うた。
私は、写真は、その想い描いた来るであろう集積の日々を超えて行くような写真のシャッターを切る衝動を時に与えてくれる。
写真には写らない何か。
写真プラスアルファーは、私の人生を投じてきた。
溢れ出すシャッターの瞬きに私も恥ずかしながら涙した。
写真のシャッターを切るのは、舞台の幕を下ろすようなスローモーションに感じる時がある。
それと同じように写真のシャッターを切るのは、スローモーションで幕が上がるようなあのときの撮りたい衝動に駆られた私の人生の舞台へと私たちを誘(いざな)ってくれる。

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写真1枚を乗せてくれる心の小舟を時代を漕ぎ出す読み手の小舟を待ちわびていているのかもしれない。
そんないつものロマンチックな感慨に深けている。












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豊里友行写真事務所は、日々、豊里友行の俳句や写真活動のため外出していることも多々あります。
撮影後に事務所を開けているため要御予約でなにとぞよろしくお願い致します。

豊ナビ~沖縄市コザ十字路界隈①
【コザ銀天街付近の有料駐車場️】
(コザ十字路でこの駐車場は、めちゃんこ助かります。元・ワコウ跡地。コザ校通りからコザ十字路向け左手側。喫茶六曜舎隣。三井のリパーク《沖縄市照屋1丁目》入庫後 300円《24時間以内》0時00分から24時00分、60分/200円)


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豊里友行写真事務所内
(出版社沖縄書房コザ十字路支店)
沖縄市照屋1-11-14(沖縄市コザ銀天街の惣菜通り内)
toyozatotomoyuki@gmail.com
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