2022年08月31日
出版社沖縄書房の『母よ』をどうか買って応援してください。
台風でスケジュール空いたので句集のサンプル本を校了して印刷所に印刷のGOサインをメールする(もちろん印刷指示など打ち合わせ済みです)。
後書き2ページ増量して文字を大きくする。
この後書きと俳句は、ちゃんと読んで欲しい勝負処。
2200円が高いと思わせるのは、この勝負処にかかっている。
句集など詩歌集は、献本文化ががっしり根を下ろしている。
よっぽどの有名な俳人か話題性のある句集でないと売り上げ黒字は、どないでしょう。
出版社沖縄書房だから出版費用をトントンにするのが難しいのか反省点は大いにある。
特に今の私は、少部数出版で出版費用を抑えて書店ではなく行商に比重を置いている。
もちろん今の私は、御小遣をこつこつと貯めて出版費用を補填して先行通しで何とか印刷代をペイするので精一杯だ。
出版社沖縄書房の『母よ』をどうか買って応援してください。
《豊里友行自選10句》
丸ごと遺品のおきなわ慰霊の日
葡萄食う一球一球の熱視線
息を呑む吹奏楽の蟬しぐれ
八月の尊い一瞬しゃぼん玉
蓮の実が飛ぶピストル社会は嫌よ
小鳥来る地球の自転の発芽点
冬瓜の祭り囃子が聴こえるよ
生姜入り新大陸のカレーライス
命どぅ宝が大事な私とうがらし
埋め立てを拒む流星群の骨
もしかしたら発売日の週当たりに写真事務所で俳句の短冊展でもしようかなって思いますが、撮影に出たい衝動が日々を彩ってます。
Posted by 豊里友行 at 22:06│Comments(0)
│出版社の沖縄書房便り